ミクロ経済を学ぶ上で需要と供給の意味を知っておきましょう。
需要と供給の定義は、
需要・・・もとめること
供給・・・ものを与えること
となっています。
これをもとに考えていきましょう!
需要と供給
需要ってなんだ?
モノを買った時の嬉しさを示す!
需要曲線は「その品の嬉しさの推移」を示しています。
みなさんグミを想像してみてください。
猫先輩と犬後輩
グミ1個300円で売ってあげるニャ!
ありがとう(パク)
もう一個売ってあげるニャ
一個食べたから280円なら買うワン
1袋目は美味しくてパクパク食べれますよね。
このときの価格を300円とします。
しかし2袋目となるとどうでしょう。
グミでおなかが一杯になりますよね?
そうなると人はグミに定価の300円の価値を見出せなくなります。

これが嬉しさの低下です。
この嬉しさの低下を示したのが需要曲線です!
需要曲線は右下に伸びていく!
供給ってなんだ?
モノは高く売りたいよね!
みなさんが売り手になったとして考えてみてください!
猫先輩と犬後輩
グミ1個1万円で売るニャ!
せめて100円でワン,,,
へっ売りたくないニャ
猫先輩も犬後輩にグミを詐欺価格で売り付けています,,,
モノを売るときなるべく高く、たくさん売りたいと思いますよね?
これが供給曲線になります。

モノを高くたくさん売りたいから右上へと延びていきます。
逆に値段が低いときは売りたくないと感じるため左下に伸びています。
供給曲線は右上へ伸びる!
需要と供給曲線の組み合わせ
均衡価格ってなに?
需要と供給が釣り合った状態
ネコ先輩と犬後輩
グミ200円で売るにゃ
150円ならどう?
150円ならいいニャ!
需要と供給のバランスが取れたときのことを「均衡」と言います。
均衡のときの価格は「均衡価格」。
均衡は売りたい価格と買いたい価格、さらに買う量と売る量のバランスの取れた状態を指します。
図で曲線同士が重なった部分は「均衡」と考えて良いでしょう。
どっちの曲線かわからない
落ちついて図の意味を考える
需要曲線と供給曲線どっちがどっちだっけ?
なんてことがたまに起こります。
そういうときはネコ先輩や犬後輩を思い出してみるといいでしょう。

価格が高いとき人はどうしたいか?
と考えればどっちの曲線か区別が付くはずです。
まとめ
今回は需要と供給について紹介しました。
需要と供給は経済の基礎となる部分です。
需要と供給がどういう意味を持つのか知っておきましょう!